anomianaの活動報告~2021お知らせ

2年間を振り返って

アノミアーナ 代表の西野ひかるです。
まもなくアノミアーナ 活動開始から丸2年を迎えます。

これを機にこれまでの活動を振り返るとともに、1年間「放ったらかし」になっていたWebサイトを更新することにしました。
テーマごとに何回かに分けてUPしていこうと思います。

「2年前の9月、て何してたっけ?」と振り返ると…
2年前の私はまだ「海ごみ問題」という世界規模の問題に取り組む決心がつかず、ラグビーW杯に夢中の毎日でした。
それでも少しずつ構想をまとめ始めていました。
今、このマインドノードを改めて見ると「いや、迷っていたというものの、なかなか考え抜いていたな」と思います。

2019年9月30日作成のマインドノード

ただ、アイデアなんていくらでも湧いて出て来るもの。
壮大な夢も寝転がりながら見ることができるし、「いつかやる夢」「誰かがやるといいアイデア」として語ることはいくらでもできます。
このアイデアを現実のものとして動かす大きな力となったのは「県民ワクワクチャレンジコンテスト」という福井県のチャレンジングな施策と副代表の「西野さん、私、なんでも応援するので、やりましょう!!」という言葉。

そして、ラグビーW杯での日本の大活躍が、私にチャレンジする勇気をくれました。

ワクワクチャレンジコンテストで100万円GETした時のガッツポーズ

実際に動き始めて感じたのは、大きな時代の潮流です。
もちろん、私自身一生懸命走って来ましたが、それ以上に後ろから大きな波がやって来てその波に押されて進んでいく、という不思議な感じです。時代が「誰かやり始める人を待っていた」そんな感じさえしました。

15年以上前から海の環境保全活動をしている私にとって、環境問題に多くの人が関心を持って動き始める、というのはうれしいことです。でも、それは、以前なら「炭鉱のカナリア」的な敏感な人たちのみが感じていた危機が、一般の人も感じるほど大きなものになって来ているということの裏返しでもあります。


実際に、私たちが活動を始めて1年も経たないうちに、私の住む小浜市ではこれまでになかった事態に直面し、右往左往走り回ることになりました。現実が想定を上回るスピードでやって来たのです。

2020年秋、回収された海ごみが予算不足で搬出されず、漁港に積まれたままに
フレコンバッグの中身。奥に見えるフレコンバッグは春に回収されたもの。放置されたままで草が生えている。

このWebサイトでは、活動1年目の調査・視察のまとめまではUPしているのですが、その後の動きが更新されていません。
ここからは、2年目の活動内容を以下のようにまとめ、順次掲載していきます。

1.地域の動き
2.アップサイクル品の開発と販売
3.これまでの報道のまとめ
4.今後の動き

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