anomianaの活動報告2022

漂着プラスチックがランプシェードに

都会のおしゃれなホテルでアート作品になる!を励みにこの半年、若狭湾各地のビーチクリーンで漂着プラを回収し、洗浄、乾燥、アーティスト様に送付しました。

しかし冬に大量の大型プラが漂着した若狭湾には製作者様のイメージする「カケラ」は無く・・
「排水溝籠は不要」とのお返事に???→漁具!と合点がいって、漂着物の差を感じたり・・
そのうち若狭湾でもカケラが目立つようになり(大物を回収したからか、分解したのか)、多くの方のご協力を得て沢山をお送りすることができました。

そして作品の画像が届きました・・オシャレな空間・・
海洋漂流プラスチックで作られた新たな空間アートワーク|東京渋谷のブティックホテル (trunk-hotel.com)

11月、代表が実物を見に行ってきました。
タイトルは ”球状星団 The Transient Beauty”!
Transientとは「儚い(はかない)」という意味のようだけど、とても存在感、重厚感がありました。
たぶん、この材料の半分くらいは若狭の海岸から送ったもの。
多分1万個以上あるであろう海のカケラたち。
よく見ると1つ1つ穴を開けて、骨組みにワイヤーでくくりつけてありました。その作業の膨大さを想像しただけでクラクラします。
アーティスト、て発想やセンスだけじゃなく、根気や忍耐力がいるんだな、と。
砂浜でお日様を浴びていた時は「海ごみ」と呼ばれていたけれど、ここでは照明を浴びて美しく輝いている…。
いろんな人がいて、いろんな感性で可能性が広がっていく。
今回は作者のNoriさんには会えなかったけど、次の作品が楽しみです。



アノミアーナが回収送付した漂着プラは概ね以下の通りです。

美浜町 美しい浜プロジェクトin水晶浜(4月17日)
高浜和田海岸オーシャングラスプロジェクト(4月23日)
若狭町食見海岸 福井県海浜自然センター「海ゴミ調査にチャレンジ」講座(5月15日)
小浜市矢代海岸 SUP de ビーチクリーン(5月29日)
高浜和田海岸ビーチクリーン(6月26日)
若狭町食見海岸 福井県海浜自然センター福井市藤島中学校2年生 (7月12日)
若狭湾沿岸アノミアーナメンバー回収(4~7月)

ご協力ありがとうございました。



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